eスポーツってなんだ? 頭脳スポーツのこれからについて

頭脳スポーツやeスポーツについてここで学んでいきましょう。

大会賞金10億? eスポーツについて

 現在頭脳スポーツに新しい仲間が加わろうとしています。これまで日本においては、将棋、囲碁、オセロ、チェスといったボードゲームが頭脳スポーツの主流でしたが、海外で今話題のeスポーツの波が日本にも押し寄せてきています。「ただのビデオゲームがスポーツか?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、eスポーツの本場、アメリカにおいては国営放送局にてその試合の様子が伝えられるだけでなく、観客動員数も非常に大規模な上、大会賞金総額10億円とった高額賞金があるeSPORTSも増えてきています。更には、こうしたイースポーツの選手が実際にプロのスポーツ選手として認められ、アメリカではスポーツ選手用のビザまで発行されるようになってきています。このサイトでは、そんな頭脳スポーツの花型たるエレクトロニック・スポーツとその実情について詳しく紹介していきます。

eスポーツってなんだ?

 eスポーツとは、コンピューターゲームやビデオゲームで行われる競技のことを指します。PCを使って世界中にネットワークを構築して競技するものから、アーケードゲーム、はたまたコンシューマーゲームによる大会などが開かれているものの中で競技性が著しく高いもののことを言います。特にインターネットを利用したeSPORTSの場合は、1990年代、通信インフラが世界的に整ってきたことを機に発展し、現在、日本とアフリカを除く地域で、大手のスポンサーがつくプロ大会が開催されるようになっています。

 またそれらは発売元による世界大会で数億円の賞金が出るタイトルもいくつかあります。さらに、米EAスポーツのサッカーゲーム・FIFAシリーズにおいては、大会優勝者にFIFAバロンドール式典での表彰が与えられるなどといった権威も兼ね揃えています。

 日本では認知度が低いことと、どうしても任天堂といったファミリー向けのゲームを開発する企業や、DeNAやGUNGHOといったソーシャル系のゲームが大きな影響力をもっていることから、未だに子供向けの遊びとして認知されており、こうした頭脳を使うゲームについての理解はあまり得られているとは思えません。しかし、近年その傾向が少しずつ変わってきており、米ライオット・ゲームズの「リーグ・オブ・レジェンズ」と言われるゲームに関しては、野球やゴルフなどをしのいで世界で五番目に競技人口が多いスポーツであることから、日本での国内大会や専業プロチームが新しく設立されたりといったことも起こっているのです。

スポンサーもつく? 企業員としてのゲーマー

 そうしたプロゲーマーの中にはスポンサーがついていたり、実際のその企業の広報部門の社員の一人という事になっている人物等もいたりします。とくにそうしたeSPORTS業界では、プロが実際に使っているものと同じPCが欲しい、同じキーボードやマウスがほしいといったような、まるで野球かサッカーかのような広報効果があるため、企業がスポンサーとしてつくことも多くあります。また、スポンサーが実際につかなくても、Paypalなどといったネット上での決済サービスが非常に便利になってきているため、動画配信や生放送などによって、非常に素晴らしいプレイスタイルや能力を持つ人や、プロとして活躍してもおかしくない実力者、はたまた面白いプレイヤーに対してファンたちが寄付という形で、直接スポンサーとしてつくことが可能にもなってきています。特に海外のゲーム配信者に関しては殆どがこの寄付制度を取り入れており、人によってはわずか一週間の間にそれだけで448万円もの金額を稼ぎだすそうです。また、ゲームによってはゲーム内に厳密なレーティング制度があり、そのレーティングにおいて上位に入賞しているとプロとして、活動できたり、実際の公式大会に出場し、10億円もの賞金への挑戦権が与えられるといったものもあったりします。

ジャンルは様々! 競技性がメイン!

 eスポーツと呼称されるゲームには様々なジャンルの物がありますが、共通して言えるのはどれも競技性がメインになっていて、プレイ時間や運の要素によって差が出ないことに共通点があるといえるでしょう。これはサッカー野球やバスケット等といったような球技系スポーツ、はたまた格闘技等にも言えることですが、プレイヤー自体の潜在的な能力と、柔軟な思考能力、そして相手の何千手先をも見通す計算力と想像性、そしてチームメイトとの強い連携力等が試される等、スポーツとしての特性を十二分に持っているものとなっています。 特に有名なジャンルは、今現在だとFPSとRTS、はたまたMOBA系のゲーム等が上げられます。

Eスポーツの厳密な定義

 これらのイースポーツに関して明確な定義とは「プレイヤーの行動をデジタル化してコンピューター上で競技するスポーツ」「工業社会に生まれたモータースポーツの様に、情報社会に生まれた新しいスポーツ」で、「運やレベリングといった要素の低いもの」が上げられます。これは日本頭脳スポーツ協会がとりあえげている要素と似通っています。

頭脳スポーツとしてのEスポーツ

 しかし、まだまだこれらのスポーツは、日本においてはタダの遊びだと思われている傾向があります。

 サッカーやらバスケットボールやら。それから零細競技なんかを数え始めたらきりがないほどあると思います。

 そこで近年、競技性の高いオンラインゲームがスポーツとして認知され始めています。

 もとからeSports(電子スポーツ)と呼ばれていててはいましたが、数年の間にで一気にスポーツとして認知され始めました。

 それはアメリカで世界で最も人気のオンラインゲーム「League of Legends(LoL)」の選手にスポーツ選手用のビザが発行されたことから始まります。

ということでゲームを含めた競技人口の順位を作ってみました。

  • 1位 バスケットボール 4億5000万人
  • 2位 サッカー 2億5000万人
  • 3位 クリケット 1億数千万人
  • 4位 テニス 1億人
  • 5位 League of Legends 7000万人
  • 6位 ゴルフ 6500万人
  • 7位 野球 3000万人

 日本の人は意外に思われるかもしれませんが、実際に野球などは日本とアメリカがそのプレイ人口の殆どを占めているため実際のプレイ人口は少ないのです。また、順位が下のものほど、プレイを始めるためのハードルが基本的に高いという傾向があります。最近プロスポーツ化したLeague of Legendsに関しては今最もプレイ人口が多いゲームとされていますが、その戦略性の高さはあたかも複数人で指すリアルタイムのチェスのようでもあり、はたまた対人格闘要素もあるため、その超絶技巧のプレイに魅せられるという人物も少なくないそうです。はたまた、プロのプレイヤーでも、こうした対人格闘が得意なタイプ、勝つための戦略が立てられる司令官タイプ、多くの知識を持ちゲームに対する理解度と先読みが強いタイプなど、様々なタイプの選手がおり、強さが単一化されていないということも魅力の一つなのかもしれません。

 これは実際の決勝大会の映像です。この映像は国営放送局並びに、テレビのニュース番組やインターネット上の公式配信などで見ることが出来るものでした。それにしても本当に観客動員数が多くて驚きます。アメリカでは既に国民的スポーツの一つとして認められているということなのでしょう。