eスポーツってなんだ? 頭脳スポーツのこれからについて

頭脳スポーツやeスポーツについてここで学んでいきましょう。

国内のeスポーツの歴史

 日本はeスポーツが未発展である数少ない先進国のひとつでしが、最近では徐々に競技人口が増え始め、少しずつ注目を浴び始めています。しかし、それが優秀なプロ選手を育成するために必要十分な条件にあるとは言いがたく未だに、スポンサーの支援や練習場所等が確保できている訳ではなさそうです。更にはゲームそのものに否定的な感情を示す層(中年層や教育者で、テレビゲームいう娯楽に対して排除をしたがる傾向があり、スポーツと呼ぶこと自体に嫌悪感を露わにする層)も無視できないレベルにいるため、世界的に活躍できる日本人プレイヤーは極少数に限られています。特に本格的にやりたいと望むのであれば、留学等海外での生活を余儀なくされているのでした。

スポーツもネットでやる時代

イースポーツ歴史年表

  • 1985年、広義では全国キャラバンファミコン大会が現在確認できるeスポーツ大会になります。この時、日本で初めてゲームのプロプレイヤー(当時の名称は名人)である高橋名人や毛利名人等が、生まれました
  • 2003年、エンターブレイン主催の格闘ゲームを主軸としたeスポーツ大会「闘劇」が始まりました。
  • 2007年8月、ニチカレ株式企業がCyAC(Cyber Athlete Competition)を設置。より後、オンライン大会とオフライン大会を定期的に開催。
  • 2007年、日本eスポーツ協会準備委員会が設置され、同年12月には韓国のトッププレイヤーを招いて『eスポーツ日韓戦』のパフォーマンスが行われ、各種メディアで取り上げられた。
  • 2009年、日本eスポーツ学会が設置され、eスポーツの研究とその学術的確立、およびeスポーツの進歩発展に貢献することを目的として活躍しています。
  • 2010年、eスポーツ学生連盟が設置、各大学同士のeスポーツ大会(eスポーツ選手権、eスポーツ対抗戦等)を企画・運営しています。学生達にeスポーツを普及させようと精力的に活躍を行っています。
  • 2011年、JeSA(日本eスポーツエージェンシー株式企業)が「eスポーツの本格的なプロスポーツ化とさらなる活性化、世界レベルへの向上、日本のゲーム産業の発展の寄付」を経営理念に掲げ発足。
  • 2011年11月15日、国内初となるeスポーツ専用施設「e-sports SQUARE」が千葉県市川市にオープン。
  • 2013年4月、株式企業マイルストーンがJapan Competitive Gamingを設置。eスポーツ界の進化と日本の現状におけるギャップを埋めるため、基盤となるアマチュア層の充実を測るために活躍を開始。
  • 2014年1月24日、千葉県市川市にオープンした「[SQUARE]」が秋葉原に移転し、リニューアルオープン。
  • 2014年4月、TOKYO MX2にて、日本初となるeスポーツ専門情報番組「eスポーツMaX」が放送開始。

国内のeスポーツイベント

  • 2002年から2011年現在まで、WCG(World Cyber Games)日本予選を毎年開催しています。過去にはAcegamerが、CPL(cyberathlete Professional League)の日本予選を主催していたがAcegamer解散後はなくなっています。
  • 2003年から2012年まで、闘劇が開催されていた。2012年まで第10回大会まで開催していて、2012年の第10回を以って、諸般の事情により一旦の閉幕が発表されています。
  • 2007年から2009年まで、CyAC(Cyber Athlete Competition)がTrueCombat:Elite、Enemy Territory: Quake Wars、Warsowのオフライン大会を1年ごとに開催していた。
  • 2008年、ESWC(Electronic Sports World Cup)の国内予選が開催されました。現在ではCyACが国内予選を開催しています。
  • 2009年から2012年9月まで、CyACが秋葉原UDXと東京ゲームショウにて、4回の大規模オフライン大会「e-Sports日本選手権」を開催しています。
  • 2010年9月、東京ゲームショウにてCyACが、海外のプロゲーマーを招待したQUAKE LIVEのショーマッチとCoD:MW2、blurの大会を開催していました。
  • 2011年11月、JeSA(日本eスポーツエージェンシー株式企業)が国内では初となるフランチャイズチーム対抗戦によるeスポーツ大会『第1回eスポーツJAPAN CUP』を開催。2012年9月時点で第3回大会まで開催されています。
  • 2012年9月、東京ゲームショウにて、「Asia e-sports Cup」と「Cyber Games Asia」が開催。
    「Asia e-Sports Cup」ではカウンターストライク1.6 とスタークラフト2を競技タイトルとして開催。カウンターストライク1.6 では日本、インド、シンガポール、マレーシアの各国の予選を勝ち抜いた代表チームが決勝戦を行い、日本のプロチーム「myRevenge」が優勝しました。スタークラフト2では、日本、インド、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ニュージーランド、台湾、オーストラリアの各国の予選を勝ち抜いた代表選手が決勝戦を行い、台湾のプロゲーマーGamaniaSen選手が優勝しました。「Cyber Games Asia」ではサドンアタック、ぷよぷよ、FIFA 12を競技タイトルとして開催。サドンアタックでは日韓エキシビジョンマッチ2012として日韓戦を行い、日韓エキシビジョンマッチ2012の対戦結果は日本:1勝 韓国:7勝。
  • 2012年12月、レッドブルがRed Bull 5Gを開催しています。競技タイトルはバトルフィールド3、グランツーリスモ5、FIFA 12、ストリートファイター X 鉄拳、ぷよぷよです。
  • 2013年2月、CyACが「CyAC PRO」を開催。第1回目は競技タイトルとしてPS3版 CoD:BO2を採用したオフライン大会を開催しました。
  • 2014年2月、株式企業SANKOが日本初の『League of Legends』国内トップチームによるリーグ『LJ LEAGUE』を開始。9月に行われました。決勝戦はTokyo Game Show 2014ロジクールブースにて開催され、賞金総額は1,000,000円が提示されました。
  • 2015年1月、LJL 2015 が開幕。賞金総額が2,000,000円に増加したほか、3月末まで行われるSeason 1優勝者には『International Wild Card Invitational(IWCI)』の日本代表チームとして出場する権利が与えられます。

ゲーム脳ですか?

果たして頭脳スポーツとして認められる日は来るのか?

 日本人のプロプレイヤーにとってこうしたEスポーツの歴史は常に偏見や無理解といったものとの戦いでありました。しかし、最近では日本で初の国内ゲーミングハウスが出来、プロの選手を受け入れる準備ができているなど、その活動環境は徐々に良くなってきています。こうしたゲームのプロ選手に関しても、野球選手やサッカー選手などのように専業化していければ本当に素晴らしいことだと思います。それにはまず私達が応援するところから初めなくてはならないでしょう。